千葉憲文師の執筆したコラム一覧
親鸞聖人のご生涯を全12章にわけてわかりやすく解説しています。
こんにちは、千葉憲文です。 2022年3月現在、ロシア軍がウクライナに侵攻しています。 ウクライナの人たちが命を落としています。 前線に送られたロシアの人たちも命を落としています。 たまたま居合わせた多くの国の人たちも命...
親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご生涯をおたずねするコラムもいよいよ最後の章となりました。 最終章は親鸞聖人のご往生のようすをおたずねしていきたいと思います。 承安(しょうあん)3年(1173)に日野の地に生まれた親鸞聖...
前章では京都へ戻られてからの親鸞聖人(しんらんしょうにん)の執筆活動をご紹介しました。 執筆活動にはげまれ、関東門弟との交流が続けながら、おだやかな晩年をすごされたかのようにみえます。 しかし、晩年の親鸞聖人には心を痛め...
親鸞聖人しんらんしょうにんのご生涯第10章では親鸞聖人が京都に戻られた時期や執筆活動に励まれたご様子を紹介します。 親鸞聖人が京都に戻られた時期 聖人は20年ほど関東で過ごした後、京都へお戻りになりました。 京都に戻られ...
流罪から赦免されたあと、縁あって親鸞聖人は関東へ移住されました。 第9章では親鸞聖人の関東で教えを説く親鸞聖人のご様子をたずねていきたいと思います。 『親鸞聖人門侶交名牒(もんりょきょうみょうちょう)』という史料がありま...
前章の第7章では親鸞聖人の越後での生活を紹介しました。 今回の第8章では流罪を許されたことと、その後の関東への移住に注目したいと思います。 でもその前に少し、お師匠さんである法然上人のことにも触れておきましょう。 流罪後...
親鸞聖人のご生涯をたずねるコラム、第7章は親鸞聖人が流罪になった越後での生活をお届けします。 専修念仏停止の命令によって法然門下の念仏者は弾圧され、親鸞聖人もその中の1人として流罪の身となったのでした。 親鸞聖人の越後で...
第5章でご紹介したとおり、吉水の法然上人のもとには多くの人が集まり熱心に本願念仏(専修念仏せんじゅねんぶつ)の道を歩んでいました。 しかし、中にはお念仏の教えを誤解する者もあったようです。 そして、困った振る舞いをする者...
親鸞聖人のご生涯第5章では法然上人のもとで過ごした親鸞聖人の様子をうかがっていきたいと思います。 タイトルの「吉水(よしみず)時代」というのは京都の東山吉水という地名からいただきました。 当時、法然上人は吉水の地を拠点に...
20年間の比叡山での修行生活をやめ、山から降りられた親鸞聖人は法然上人のところへ向かいます。 親鸞聖人が六角堂で夢告を受け、法然上人のもとへ向かったのは建仁元年(1201)のことです。 親鸞聖人のご生涯第4章では親鸞聖人...
親鸞聖人のご生涯第3章では親鸞聖人の比叡山での修行時代について触れていきます。 9歳で得度をうけ僧侶となった親鸞聖人は、その後20年間比叡山での修行生活を過ごされます。 幼くして俗世間を離れ、比叡山での厳しい修行の日々を...
親鸞聖人のご生涯第2章では親鸞聖人のお得度について触れていきます。 お得度とは髪を剃りおとし、僧侶としての歩みを始める儀式で、おかみそりとも呼ばれます。 師となる僧侶からおかみそりを受け、はじめて僧侶になれるのです。 わ...
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の物語がここからはじまります。 これから12章にわけて親鸞聖人のご生涯をご紹介していきます。 まずは親鸞聖人がお生まれになった時代から順を追ってみていきましょう。 親鸞聖人の誕生 親鸞聖人は平...
こんにちは 真宗興正派の千葉憲文です。 突然ですが、みなさんは「メッシュWi-Fi」ってご存じですか? 「当たり前!」と思った方は、すごいなぁと思います。 実は私、つい数日前に知った言葉です。 最近の悩みの一つがお寺のイ...
ナシなのにアリ!?忌み言葉から考える知足の心 こんにちは 真宗興正派の千葉憲文です。 みなさんは「有りの実」って聞いたことがありますか? 聞いたことないよ、という方も多いんじゃないでしょうか。 実は「有りの実」というのは...
こんにちは真宗興正派の千葉憲文です。 お花屋さんへ行くと色んな花に出会います。 定番のお花から珍しいお花、中には見たこともないような色のお花もあります。 でも実は、お花の色の基本はたった4色なんだそうです。 青 黄 赤 ...
このコロナ禍の中で「死」に関する言説がいくつか目にとまりました。 いずれも死から目を背けた生き方を問うもので、山崎正和氏は現代人が「死を直視する強靭さを失ってきた」(中央公論7月号)と指摘しておられます。 ウイルスという...
浄土真宗では「南無阿弥陀仏」のお念仏を大事にしています。 お寺にお参りした時はもちろん、お通夜やお葬式でも申しますから、耳にしたことがある方もおられると思います。 このお念仏、おまじないの呪文と誤解されることもあります。...