こんにちは、曹洞宗の大鐵です。
今回は私が受けたコロナウイルスワクチン接種の報告をしたいと思います。
接種を推進する意図というよりは、あくまで私自信のケースの報告としたいと思います。
ワクチン接種
私は2021年6月11日に1回目、7月2日に2回目のワクチン接種が無事におわりました。
ご存知のお方もおられるかもしれませんが、私は副業で介護福祉士を行っております。
その関係で高齢者と同じ時期にワクチン接種を打つことができました。
私がワクチン接種した理由は介護福祉士としても僧侶としてもご年配の方と接する機会が多いので、お互いの安心のためにワクチンを接種した方がよいと思ったからです。
職域接種といっても接種を強制されるものではなく、あくまで希望者のみが接種するという形でした。
報道でワクチンの副反応のことなども耳にしていますから、摂取前は内心ドキドキしておりました。
接種当日は介護の仕事をしておりましたが、日時は事前に決められていたためにその日は仕事を途中で抜けて指定された病院に行きました。
受付時間に合わないといけないので早めに病院に向かったところ、他のワクチン接種者も早くから来ておりまして、時間まで車で待つように言われました。
そして、検温し、簡単な問診を行い、注射しました。
このワクチン注射はファイザー製の筋肉注射です。
利き腕の逆の腕(私は左手)に対して垂直に深く入ります。
私は痛みは無かったです。抜くときとその後に少し痛みが伴いましたが問題ありませんでした。
接種後はそのまま約15分待合室で休むように言われ、隣の方と間隔を空けて座りました。
1回目の副反応(2021年6月11日)
私の場合注射を打った腕は筋肉痛のように痛かったです。
接種した後も仕事をしなくてはならなかったので、恐らく気が紛れたのだろうと思います。
痛み止めの薬を就寝前に服用しました。
2日後、朝起きると不思議と痛みは無くなっておりました。
2回目の副反応(2021年7月2日)
2回めのワクチン接種は7月2日。
この日はお寺の盆施食会の準備をしていましたが、接種時間が決められていたために途中で抜け出して病院に行きました。
今度は受付も慣れたもので、5分とかからずワクチン接種が終わりました。
接種後の待機時間も読書をしながら待っているとあっという間に時間が過ぎました。
特に体調の変化もありませんでしたので、そのままお寺に帰りました。
次の日のお昼頃、気温が暑かったのも原因でしたが、微熱が出ました。
就寝前に解熱剤を服用しました。
2日後、朝起きると腕の痛みと微熱は収まっていました。
お寺の施食会は何事も無くお勤めできました。
ワクチン接種にあたって気をつけること
今回のワクチン接種に行くとき準備したほうが良いことが3点あったのでご紹介しておきます。
- 問診票はあらかじめ分かる事は書いておきましょう。名前と住所は最低限書いておきましょう。当日の受付がスムーズに行え、密が避けられます。
- 痛み止め、解熱剤はあらかじめ購入しておきましょう。かかりつけ医や接種する医師に相談すれば薬は処方される場合もあります。
- 接種日は5分前くらいに到着して、接種会場が密にならないように配慮しましょう。
まとめ
これからは自分の身を守るためには自分の判断です。
世の中には持病などでワクチン接種できない人もいます。
痛み止めや解熱剤の副作用が強く、ワクチン接種をあきらめた人もいます。
「世間が○○だから」「皆がするというから」でなくて、自分はこうしたいという意志を強く持ちましょう。
ワクチン接種したからといって、私の生活様式は何も変わりません。
マスクはします。
小まめな手洗い・うがいもします。
アルコール消毒もしています。
毎日体温を計ってます。
生活に変わりはありません。
そういった基本的な感染対策をしているからこそ、今のところ感染していないかもしれません。
日々の健康管理こそ感染症対策なのです。
今回の感染症の流行で皆さんもお気づきでしょうが、自分の生活態度や習慣を見直すよいきっかけになったと思います。
- 小まめに手洗い・うがいはしていただろうか?
- 暴飲・暴食して自分の身体を酷使していなかっただろうか?
- 仕事や学校など体調が悪いのに無理して行ってなかっただろうか?
- ものの大切さに気付きませんでしたか?(マスク、紙製品、消毒液、ミロ、うがい薬の売り切れ、品物不足を受けて)
- 家族や仲間、学校の大切さに気付かされたと思いませんか?
- ネットやSNSの使い方を見直すきっかけになりませんでしたか?
- 生きることの大切さを少しは理解しましたか?
もう一度言います。
感染を防ぐのは誹謗中傷ではありません。
皆様の思いやりの行動だと思っております。
皆さまの明珠(宝のような仏心)を信じております。
この記事を書いた人
三重県在住の曹洞宗僧侶。
失敗のとらえ方についてよくお話します。
永平寺の修行時代のエピソードを中心にコラムを書いています。