こんにちは、布教使.com運営者のへんもです。
「お寺のホームページもそろそろ必要だなぁ・・・。」
とか
「昔ホームページを作ったけど、デザインも古くなってるし、スマホ対応もしてないからなぁ」
など、お寺のホームページについてお悩みがある住職・寺族の声を耳にします。
お寺のホームページを作るのってすごく難しそう。
何から手をつけてよいか作り方がわからない。
そんな住職・副住職・寺族の方のためにお寺のホームページを作る方法をまとめました。
本記事ではお寺のホームページを作る3つの方法を紹介し、そのメリット・デメリットを紹介しています。
お寺のホームページを作る3つの方法
お寺のホームページを作成する方法には3つの方法が考えられます。
- ホームページ制作サービスを使う
- HP制作の業者に依頼する
- 自分で作る
1.ホームページ制作サービスを使う方法
グーペやジンドゥー、ペライチ、Wixといった一般的なホームページ作成サービスを利用する方法があります。
豊富なテンプレートがあり、写真や情報を入力すればある程度のホームページを作ることができます。
- 手軽にはじめられる
- テンプレートに情報をいれるだけでサイトができる
- 無料〜手頃な料金ではじめられる
しかし、簡単につくれるぶんデメリットも多数あります。
- 無料プランだと広告が入る場合がある
- 独自ドメインの設定にも別料金が必要
(お寺独自のアドレスをとること) - 細かく設定したいところで自由がきかない
- バックアップやデータの扱いに制限が多い
- アクセス解析も制限あり
(どのくらいページが見られているかチェックしづらい・できない) - SEO対策がしづらい
(Googleの検索で上位表示しづらい) - 会社がサービスの提供を終えたらサイトも無くなる
デザインテンプレートは豊富にあるものの、その中からお寺のホームページとしてしっくりくるデザインを探すのは大変です。
ホームページ制作サービスは基本的に囲い込みをするサービスです。
あとからサイトの引っ越しや乗り換え、リニューアルなどはスムーズにはできないと考えてよいと思います。
そのため細かい設定ができないことが多く、かゆいところに手が届かないことも。
作った最初は気にならないんですけど、ちょっと慣れてきた時に細かい設定ができなくて困るんですよね。
また、会社が倒産したりサービス提供が終了するとホームページのデータはなくなってしまいます。
コストはお寺のホームページとして必要な機能をつけようと思うと、グーペ・ジンドゥー・ペライチでも月1,000円程度〜という感じですね。
ひとまずお寺の情報がある程度ネット上に表示されてるぐらいで良い、という方はホームページ制作サービスを使うのもありだと思います。
2.HP制作業者に依頼する方法
HP制作業者に依頼するとすごくきれいなホームページができますね。
- 参詣者が毎年何千〜何万人もくるような大寺院
- 本山クラスの大寺院
公式サイトとして格調の高いホームページが必要かつ、資金が潤沢にあるならHP制作業者に頼むのが良いでしょう。
- 手間がかからない
- きれいなサイトができる
業者によって能力に差はありますが、基本的にはきれいなサイトができあがると思います。
ただ、そのぶん制作費用とランニングコストがかなり高くなります。
ネット上で数社調べたところによると、初期制作コストが5〜15万程度+毎月5,000〜10,000円ほどのランニングコストがかかるところが多いようです。
つまり初年度で最低15万円程度のお金がかかり、その後も毎年5万円以上の維持費がかかると考えておいたほうが良いですね。
- お寺のイメージややりたいことを打ち合わせでしっかり伝える必要がある
- 初期費用が高い
- 制作ページが増えると金額がアップ
- ランニングコストが高い
- 業者に更新をお願いするとさらにお金がかかる
- 後々サイト移転やリダイレクトの設定に応じてくれない場合が多い
また、画像や情報の編集をしてもらうたびに追加料金がかかるという会社もありますので、金額についてはよく調べる必要があります。
年間何万人も参詣者がこられるお寺や、本山クラスのお寺はHP制作業者にお願いするのが良いと思います。
布教使.comでもホームページ作成サービスを開始いたしました!
詳しくはこちらから。
3.自分で作る方法
1.で紹介したようなグーペやジンドゥーのようなサービスを使わなくても、お寺のホームページは自分でも作ることができます。
自分でサーバーを借りて、自分で管理する方法ですね。
自作のメリットはなんといっても自由度の高さとランニングコストの安さです。
- 自由にデザインできる
- ランニングコストが安い
- 作ったデータはお寺の財産になる
- 編集も気の済むまで何度でもできる
- ページも好きなだけ増やすことができる
- アクセス解析もカンタン
- 移転やリニューアルもできる
業者制作のホームページだと何度も編集はできませんが、自分で作ればいくらでも直し放題です。
また、ページを増やしたりイベント用の特設ページをつくったりするのも自由自在ですね。
自分で作るといくらでも融通がききます。
安く自由にできる反面、もちろんデメリットもあります。
WEBのことなんか全然わからないという場合はとても心理的抵抗があるかもしれません。
また、記事の制作やサイトの設計にはかなり時間がかかります。
ホームページの印象に大きく影響するのは写真ですので、写真のとり方にもちょっと工夫が必要ですね。
- 多少はWEBの知識を勉強する必要がある
- 写真をきれいに撮る必要がある
- 保守も自己責任
- 制作の手間がかかる
ということで、ここまでの3つの方法のメリット・デメリットを考えてお寺のホームページとしてどの方法が良いのか考えてみましょう。
お寺のホームページを作るのにおすすめの方法は?
布教使.comの運営をしている立場から言わせていただくと断トツで自分でホームページを作ることをおすすめしたいと思います。
いやいや、それはあんたがホームページを作るの得意だからでしょ!
と思ったかもしれませんが、ちょっとお待ちください!
落ち着いて考えると、一般的なお寺のホームページで必要なのは以下の8つの項目ぐらいです。
- TOPページ
- お知らせ・ブログ
- お寺の紹介
- 住職のあいさつやプロフィール
- 年間スケジュールや行事案内
- 墓地や納骨壇の案内
- アクセス
- 問い合わせ
この8ページがきちんと作れていれば一般的なお寺のホームページとしては十分合格点ではないでしょうか?
WEBデザイナーやホームページ制作業者になるわけではないので、自分のお寺のホームページだけ作れる知識があればOKなんですよ。
最初だけちょっと頑張って自分で作れば、月に1,500円程度の運用費で、表示速度が早く安定したホームページを持つことができます。
でもそのやり方がわからないから、困ってるんだけど!
・・・ご安心ください。
そんなお声をいただくことは想定しております。
ホームページを自分で作りたいけど作れない、そんな寺族のための講座を布教使.comにご用意しました。
名付けて「自分で作る!お寺のホームページ作成講座」を開講!
この講座ではWordPressという仕組みを使ってお寺のホームページを自分で作る方法をサーバーを借りる最初の第一歩から順番に紹介していきます。
ほぼすべての手順で細かく写真をつけて解説をしているので、知識ゼロからでもホームページを作ることができます。
できあがるホームページの見本サイトとしてこのようなサイトを作りました。
講座通りすすめていけば、このぐらいのサイトが作れるようになります。
もちろん、色やデザイン、レイアウトも自分の好きな色に変更できますし、もっともっと作り込めばご自身のお寺に必要なページがいくらでも追加していけます。
お寺のホームページ作成講座は無料
この講座の内容は正直有料セミナーレベルの内容だと思いますし、作業の手間もかなりかかっているので、講座の料金は有料にしようかと迷いました。
しかし、全国のお寺の仲間を応援したいと思い無料で公開させていただきます。
もし実際に作ってみて役にたったとか、助かった!などあればこちらの布教使.comの応援でご支援・ご協力がいただけると嬉しいです。
ということで、お寺のホームページを作ってみたいならぜひ講座にお進みください。
講座は無料です!