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[序章]修行はたのしい!?【大鐵師】

こんにちは、曹洞宗の大鐵(だいてつ)です。

これから永平寺で7年修行した私の修行体験を通じて、修行の内容やありがたさを伝えていきます。

よろしくお願いします。

修行のイメージ

大学卒業後、私はとくに目的もなく師匠に言われるがまま福井県にある曹洞宗大本山永平寺に修行に行きました。

皆さんは永平寺の修行というとどんなイメージがありますか?

NHKで時々修行風景を取りあげられていますので、厳しい規則と環境で過ごすイメージが強いのではないでしょうか?

でも、私にとって修行は楽しいものでした。

修行を通して人生が充実するような実感を持つ事ができました。

修行のテーマ「修行=悟り」

一般的には修行をすると、その結果としてさとりを得られると考えられていますよね。

でも、曹洞宗では修行の捉え方がちがっています。

曹洞宗では修行ソノモノが悟りなのです。

修行と悟りは一体なのです。

例えば、掃除は汚れているところを きれいにすることですよね。

当然です。

それではきれいなところは掃除しないのか?

しない方が多いかもしれません。

でも修行ではきれいな場所であっても手を抜かずに掃除をします

掃除をしないときれいにならない。

きれいにするには掃除をする。

これが修行と悟りは一体なのです。

つまり、永平寺の修行は常にキレイであれ!!いうことを大切にしています。

永平寺では皆さんが普段している起床、洗面、食事、掃除、睡眠といった日常生活の動作を規則正しく、作法通り、丁寧に行います。

それ以上何も特別なことをしません

あえて言えば、坐禅と朝昼晩の読経だと思います。

修行にはあまり理屈や理由を求めません

現代社会は何かと理由がなければ動かないことが多いですが、永平寺での修行中は「規則だから。作法だから。」ですべての行動が決められます。

この無条件に規則を守っていく生活が私の性質にピッタリあっていました。

キレイにすることは厳しかったけど、シャバに戻った時、 すべての存在に感動しました。

まとめ

永平寺の修行から戻って、自分は理由を考える前に先ずは実行することを大切に考えるようになりました

その中で工夫できることはどんどん取り入れるようにしました。

全てのものは永遠ではない変化をしていくことに寄り添いながら、それでも常に自分は何ができるかを探す。

こたえは自分で見つけていくしかない。

こたえを探す道のりこそが厳しい!

次回は永平寺入門について書きたいと思います。

この記事を書いた僧侶


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